「港・海清掃大作戦」 築港ベイエリア実行委

 “海に感謝する気持ちで”小樽港内のゴミを拾う「港・海清掃大作戦」が、6月29日(日)10:00~12:00に行われた。
 「港・海清掃大作戦」は、小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会(鎌田力・実行委員長)の主催。「これから、海でイベントを実施するので、感謝の気持ちで清掃を行う」 と、実行委メンバー10名・東海大学(札幌)のサークル「スターダイバーズ」10名など、計26名の参加者たちが集まった。
 一行は、小樽港臨海公園に設置した浮き桟橋から、ヨットとボート5台に乗って出発。港内を巡り、第3号ふ頭や臨海公園周辺のゴミを拾った。ボートの上から、長いタモを使って、ふ頭や橋の下にあるペットボトル・ビン・発泡スチロールなどのゴミを拾い揚げた。約2時間で750kgものゴミを集め、桟橋の上で分別処分した。
 同実行委は、「ゴミは、人が良く来るところに落ちていた。ゴミはゴミを呼ぶんだな。昔は、小樽市が委託して、海の清掃をやっていたが、シークリーンというボートは、無償でマリンウェーブに渡され、マリンウェーブは忙しくて清掃出来ない状況になっている。道路には、街をきれいにし隊というのがあるが、海にはない。今回は、まず関係者で行ったが、来年からは、協力者を募りたいと思っている」 と、海を眺めながら話していた。
 夏のシーズン本番を迎え、今後、市民ボート遊びやレガッタ大会、漁業体験教室などのイベントを実施する。(写真提供:小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会)
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