ネットマンガ制作 専門学生が「雪の花酒造」見学


manga.jpg 「日本酒と小樽をネットマンガでPRしたい」と、漫画家を募集している日本酒製造メーカー・雪の花酒造株式会社(真栄1)に、25日(水)15:00、札幌マンガ・アニメ学院の学生7人が訪れた。
 同社では、ホームページをリニューアルしたことで、「お酒離れの進む若者に、日本酒の文化やその奥深い味への楽しみ方を、より面白くわかりやすく発信したい」 と、ネットマンガを配信することにしている。このため、4月1日(火)から7月31日(木)までの4ヶ月間で、漫画家を募集中だ。
 募集から約3ヶ月、同社の蔵見学に訪れる人もいるが、いまだ作品の応募はない。「あと1ヶ月しかないが、応募してくれる人は本当にいるのだろうか」 と危惧していたところ、漫画家を目指す専門学生7人が、「酒を造る工場を見学して、漫画のストーリーを考えたい」 と同社を訪れた。
 7人は、担当職員2人から同社の紹介を受けて蔵を見学。洗米機や仕込みタンク、日本酒の神様を祀る神棚などを見て、写真を取りながら熱心にメモしていた。学生たちは、「他の会社にないこだわりは」、「日本酒離れの対策は」、「日本酒の楽しみ方は」、「手づくりの良いところは」 などと質問していた。
 訪れた学生たちは、専門学校の2年生で、すでに基本的な漫画の描き方を習い、より完成度の高い漫画を描くための勉強をしている。「小樽の人の温かさを伝えられるようなストーリーにしたい」、「ぜひ、選ばれるような作品を描きたい」 と話していた。同社では、「熱意ある学生の素晴らしい作品を待っている」 と期待した。
 
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 雪の花酒造㈱HPマンガ作家募集について