悩む中小企業を支援 北海信金が「地域力連携拠点」に


 中小企業などを支援する経済産業省委託事業「平成20年度 地域力連携拠点事業」に採択された北海信用金庫(本店余市)は、5月30日(金)から、小樽支店(稲穂2)に相談窓口を開所する。
 同事業(経済産業省委託事業・総額52億円)は、北海信金や北海道銀行など全国316機関を「地域力連携拠点」として選定し、中小企業が直面する課題に対して、きめ細かな支援を行うもの。道内では、19機関が選定された。
 北海信金は、支店を置く小樽や仁木、倶知安、積丹などの後志地区を“最重点支援対象地域”として、「相談事業」、「専門家派遣事業」、「情報提供事業」、「マッチング事業」の4事業を行う。
 「相談事業」は、小樽支店(稲穂2)に(社)北海道中小企業診断士会の専門家による窓口相談を設置し、43店舗のネットワーク内での小規模企業の相談に対応する。「専門家派遣事業」は、プロの専門家を派遣し、課題に対しての助言や支援を行う。「情報提供事業」は、セミナーを開催し情報を提供する。「マッチング事業」は、1対1の商談会などを開催する。すべて無料。
 「地域が良くなれば、我々もよくなる。地域が良くなるためには、この事業を活用して積極的に行動していく」 としている。30日(金)13:30~14:30に、小樽支店3階会議室で相談窓口開所式が行われる。
 
 経済産業省