「北海道だべさ」シリーズ本・第3弾発売


sengoku1.jpg 小樽出身のエッセイスト・千石涼太郎さんの「北海道だべさ」シリーズ本の第3弾「なんもかんも北海道だべさ」が、4月8日(火)から発売されている。
 今回は、北海道のグルメをテーマに執筆。「北の大地は甘くて美味しい」、「B級なんていわせない!北海道の味」、「故郷の味は魂を揺さぶるのだ」、「肴もやっぱり北海道だべさ!!」、「北海道の酒の話」の5章からなっている。文庫判264ページ、600円(税込)。
 巻頭のカラーページには、小樽の洋菓子店あまとうのマロンコロンが載せられ、道内各地のソフトクリームやプリンのスイーツ、らーめん、やきとり、豚丼、サケ、カニ、イカなどを紹介している。
 小樽の「西川のぱんじゅう」、「なるとの若鳥」、「あまとうのマロンコロン」を紹介し、ぱんじゅうを知らない人はモグリと、「どういうルートで小樽へぱんじゅうが渡ったからは分からないが、洋菓子のあまとうも昭和初期の創業当時にぱんじゅうを製造していたことを考えると、昔は全国的に流行っていたのかもしれない」 と書いている。
sengoku2.jpg 千石さんは、自身のブログで、「2年に及ぶ取材の結晶?いやよく考えると12年間の食べ歩きの副産物ともいえる。基本は食べ物のお話なのですが、解説本でもグルメ本でもありません。わたくしらしく、真面目に調べたり、研究したり、したり、しなかったり…熱く語ったり、語らなかったり…いわゆるエッセイですので、肩の力を抜いて読んでみてください。力を入れて読んでも、力が抜けてくるとは思いますが」 とPRしている。
 食欲旺盛で食いしん坊の千石さんが、“メタボ”を気にしながら北海道のグルメを食べ歩いたエッセー「なんもかんも北海道だべさ」は、道内各書店や観光スポットで販売している。
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