国定公園の断崖絶壁を楽しもう!海上観光船4/26営業開始


kaijokanko1.jpg 国定公園の祝津・オタモイの断崖絶壁を楽しめる海上観光船(小樽港第3ふ頭・港町4)が、4月26日(土)から今年の営業を開始する。
 快晴となった4月23日(水)11:00、同観光船を運営する株式会社小樽観光振興公社の中松義治代表取締役をはじめ、山田勝麿市長など関係者約30人が、観光船乗り場桟橋に集まり「観光船安全運航祈願祭」を行った。
 水天宮駒木章宮司が、祝津・オタモイ航路の「祝津号」と「オタモイ号」、港内を巡る「屋形船」にお祓いをして、お神酒ををささげ、今年の航海の安全を祈願した。
kaijokanko2.jpg 今年3月に就任した中松代表取締役は、「昨年は、霧の中のトラブルが発生し、お客様にご迷惑をおかけした。これを教訓として、職員一人一人、安心・安全の運行に向けて十分に気をつけていく。乗船してくれる市民や観光客に、安心・安全で楽しんでいただけるよう一生懸命頑張っていく」 と意気込みを述べた。
 来賓の山田市長は、「今日は良い天気に恵まれ、しばらくぶりに外で安全祈願祭が行われたので、出足が良い。ゴールデンウィークに入り、小樽の観光が始まり、多くの人が利用してくれることを期待している。オタモイ海岸の断崖絶壁は素晴らしいもので、知床に負けないと自負している。今後、多くの人に小樽の海上観光を楽しんでもらいたい」 と期待した。
 海上観光船の利用者数は、年々減少傾向となっており、「屋形船の新たな活用を考え、小樽の夜景を楽しんでもらえるプランを考えPRしたい。また、祝津方面の夕日を楽しめるプランも考えている」(同社) と、新たなプランで利用者の増加を図ることにしている。
 小樽観光振興公社HP