硯池会「第32回書道展」・「第14回楽書展」


syo1.jpg 市立小樽美術館(色内1)の市民ギャラリーで、硯池会の「第32回書道展」と「第14回楽書展」が、4月23日(水)から27日(日)まで開かれている。
 硯池会(秋山真魚会長)は、小樽商業高校書道教師だった長谷川東邦氏の弟子たちが集う書道の会。1年に1回、手本を見ながら字を書く臨書と創作書の2種類の作品展を開いている。
syo2.jpg 今年は、26人の50点が飾られている。臨書では、「王慈柏酒帖」、「光明皇后楽毅論」などが並んでいる。創作では、作者それぞれの想いとともに、様々な技法で書かれた作品が並ぶ。アメリカ人のコリーナ・ボロンさんの可愛らしい字体の「花」の作品も飾られている。
 秋山会長は、「臨書は、著名の人の文を手本に字を書くが、創作の書では、どんな墨の色にするか、判子の位置はどこにするかなど、色々な書き方が出来るので、そこも楽しみのひとつでもある」と、書の面白さを語っていた。
 同展は、27日(日)まで。入場無料