新病院準備室を縮小!小樽市幹部職員の人事異動


 小樽市役所(山田勝麿市長)は、3月26日(水)、2008(平成20)年度4月1日付の部長・次長・課長など幹部職員の人事異動を発表した。
 4月1日付の人事異動は、部長職14件(昨年度3件)、次長職13件(6件)、課長職47件(48件)の計74件となった。このうち、部長職6人、次長職5人、課長職7人が昇任した。
 今年度は、新たに部の統廃合が行われた。経済部と港湾部を統合して「産業港湾部」。市民部と環境部を統合して「生活環境部」。国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療制度等を所管する「医療保険部」を新設。このため、部長・次長職の人事異動は、昨年度に比べて大幅なものとなった。
 総務部では、新たに副参事を配置し、石狩湾振興地域の土地利用施策・総合計画などについての仕事を行うことにした。企画政策室長に北海道庁職員を配属。移住促進担当主幹を新たに新設。また、財政部の財政課長職は、引き続き北海道庁職員が勤めることになり、新たな課長が配属される。
 新病院建設計画が中断されたため、2008(平成20)年度は、市立病院新築準備室を5人から3人へと縮小された。これまで、室長・総務部参事・主幹3人(技術職1・事務職2)の5人体制だったが、総務部参事を外し、事務職の主幹1人を廃止する。山田厚副市長は、「新築準備室の縮小は病院を諦めるということではない。今年1年、病院事務局の小山次長を中心に改革プランを作る。今年1年は現状の病院が中心になるが、将来的に新病院があるので、準備室も係るので、室長は建築屋から財政的に明るい人を置いた」 と説明した。
 関連記事1
 人事異動リスト(PDF)