商大セミナー「“小樽の魅力”を売り込む工夫」 (2008/03/15)

syodaikanko.jpg “小樽の魅力”はいったい何?素朴だが奥の深いテーマについて考える平成19年度小樽商科大学地域活性化セミナー「“小樽の魅力”を売り込む工夫」が、3月15日(土)14:00~16:00、小樽運河プラザ三番庫(色内2)で開かれた。


 今年で3回目となるセミナーでは、第一部の講演と第二部のパネルディスカッションが行われた。約70名の市民が集まり、同大ビジネススクール・近藤公彦教授の「モノが売れるしくみ売るくふう~誰でも分かるマーケティング入門~」、社会情報学科・木村康知准教授の「チイキの魅力を発信するしかけ~ウエブを活用した地域おこしの取り組み~」の講演に、熱心に耳を傾けていた。


 近藤教授は、「マーケティングは恋愛と同じだ。誰に何をどのように魅力を売って、観光客のニーズに対応するかが重要」。木村准教授は、これまで学生とともに取り組んできた事業の例を挙げ、「今、小樽フィルムコミッションのホームページをリニューアルしているが、HP上で小樽で行われたロケ地の場所や芸能人が訪れたお店を紹介することで、観光の価値がなかったものに価値を与えて、新たな小樽の魅力アップにつなげたい」 と述べた。


 第二部のパネルディスカッションでは、参加者から「小樽に来る観光客のニーズとは」や「オタルンカードのSNS導入で、カード利用者は増えたのか」、「オタルンカードの加入店の利益は」などの質問があった。


 「観光客のニーズについては、ターゲットを一区切りにするだけでは駄目。カップルや団体観光客のニーズは違うので、ターゲットに合った観光プランなどをアピールする必要がある。彼氏・彼女の関係になったからといって、ほったらかしにしていたらすぐに別れてしまう。ちゃんと餌(情報)を与える努力をしないといけない」(近藤教授)。


 「オタルンカードのSNS事業で、カード利用者は増えた。現在、300人くらい集まっているが、1,000人超えたらすごいと言われる。加入店の利益については、もう少し参加者が集まってから、SNS上でユーザーからおすすめの店を紹介してもらい、それを見た別のユーザーがその店に行くようなシステムを作りたい」(木村准教授)と論議を深めていた。


 小樽商科大学ビジネス創造センター


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