強盗事件で凶悪犯が昨年より倍増!小樽警察署


 2006(平成18)・2007(平成19)年の1月~10月の小樽市の刑法犯と窃盗犯発生状況が、小樽警察署(富岡1・山本賢治署長)のホームページにアップされている。
 刑法犯の認知件数は、昨年898件だったが、今年831件と67件減少した。しかし、凶悪犯(殺人・強盗・放火・強姦)は、2006(平成18)年には4件だったが、2007(平成19)年には9件と倍増した。
 「これは、昨年は発生しなかったが、今年になって、市内金融機関や不動産会社を狙った強盗事件が多発したことによる」という。
 知能犯と粗暴犯は、それぞれ昨年よりも減少している。オレオレ詐欺などの被害が減ったことで、昨年よりも減少したと見ている。「架空請求や架空融資などは発生しているが、オレオレ詐欺は、広く知られるようになり、被害が少なくなっている」という。
 また、「窃盗犯罪認知状況」では、侵入盗は101(昨年100)件、乗り物盗84(101)件、ひったくり6(3)件、すり3(6)件、車上ねらい121(82)件、部品ねらい20(29)件、万引き116(137)件、置引き36(40)件、自販機ねらい12(36)件、その他167(153)件の合計666(687)件となっている。
 刑法犯認知件数
 窃盗犯罪認知状況

 小樽警察署HP