住吉神社“新神輿蔵”建設工事進む!


sumiyoshi1.jpg 小樽総鎮守・住吉神社(住之江2)の鎮座140年記念事業『新神輿蔵』建設が、12月10日(月)の完成に向けて、大詰めを迎えている。現在、建設工事の80%が終わり、あとは外壁塗装や内装の工事を残すだけになっている。
 住吉神社は、北海道最大級の「百貫神輿」1基を含む全5基の神輿を持っている。2005(平成17)年までに神輿の修復作業を行い、例大祭などで新しくなった4基の神輿を展示している。現在、神輿を保管する蔵は、老朽化が激しく、ねずみなどの小動物によって神輿が傷つけられるようになった。このため、鎮座140年を記念して新神輿蔵建設が計画され、2006(平成18)年に発起人会(佐藤公亮代表)を立ち上げて、寄付金集めを行っている。
sumiyoshi2.jpg この神輿蔵建設工事は8月に着工。本殿横に並行して建てられ、現在、緑色の屋根の神輿蔵が、姿を見せ始めている。内装工事では、神輿を安置する場所のガラス入れ作業が行われており、外壁の塗装作業は、これから行われる。
 星野昭雄宮司によると、「寄付金は、当初の目標額6,000万円の95%が達成出来ているが、北京五輪の影響で金属などの材料費が上がり、建設工事費は約7,000万円に跳ね上がったので、集まった寄付金は目標の80%になる」という。
 神輿蔵の完成は、12月10日(月)の予定で、15:00から竣工祭が行われることになっている。12月11日(火)から25日(火)までは、一般市民などに内覧会を行うことにしている。来年の正月は、新しい神輿蔵の中で、お守りなどが頒布されることになる。
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