小樽商大“一日教授会”開く!


shodai3.jpg おたるをもっと盛り上げよう!と、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)の「一日教授会」が、10月26日(金)18:30から、小樽グランドホテル(稲穂1)で開かれた。約150名の参加者が集まり、商大生の活動報告や小樽の活性化についての意見交換が行われた。
 一日教授会は、一般市民から大学に対する意見・要望を聞き、商大と地域の絆を深める事を目的として開かれ、今年で6回目を迎えた。今回のテーマは、“商大生の主張〜おたるをもっと盛り上げよう”で、同大サテライト駅前プラザ「ゆめぽーと」の活用方法などについて意見交換した。
 秋山学長は、約150名の参加者を前に、「力、存在感のある大学、注目される大学を目指している」と、商大の地域貢献の現状と課題について紹介した。
 商大生の活動報告では、3組の学生たちが、“小樽のお餅屋さんご案内地図”、“小樽市の観光と宿泊業の調査”、“小樽の芸術・文化振興について”をテーマに発表した。
 商学科2年の佐藤亜美さんは、大好きな小樽のお餅屋さんの歴史を調べることで、同時に小樽の歴史を側面から捉えることが出来たと、今後は、小樽の最盛期にあった100軒のお餅屋さんを調べると発表。
 商学科3年の松浦良司さんのグループは、小樽市の観光の現状と宿泊業者のヒアリング調査から、イベントで集客力をアップさせたり、小樽の宿泊業者独自の情報サイトを作成するといった、今後の展望を語った。
 大学院アントレプレナーシップ専攻2年の北川康治郎さんは、小樽芸術文化ルネッサンス研究会の事業について紹介し、小樽市の文学館や博物館との連携で、一日学芸員などの企画を実施したいと発表。
 参加者たちは、商大生のそれぞれの視点からの発表に頷きながら、「若い学生たちの発想で、今後の小樽を盛り上げていってもらいたい」と、熱心に聴き入っていた。