小樽産イトウの“里親”に潮見台小5年生! (2007/10/25)

ito3.jpg 小樽で生まれ育った幻の魚イトウの“里親”が、市内潮見台小学校(新富町9・阿部隆校長)の5年生23人に決まり、10月25日(木)13:30、5年生の総合学習の時間に、イトウを育てるための水槽や沢水が到着した。


 潮見台小5年生が飼育するイトウは、今年4月、平野井養魚場(桜5)で、自然産卵と人工授精で誕生した20尾。養魚場の平野井篤さん(70)が、生き物の飼育で人間の感性を育てたいと、“里親”を募集したところ、総合学習の時間で海の勉強をしていた同小5年生に決まった。


 5年生の荒木学級(荒木敬子担任)は、男子12人・女子11人の23人。生徒たち自ら、「金魚を飼っていたからイトウを飼ってみたい」や「珍しい魚だから、死んでしまったら大変」などの意見を出し合い、飼うことを決めた。


 平野井さんは、25日(木)13:30〜14:15の5時間目(総合学習)に、イトウの飼育に必要な90L水槽、沢水100L、ろ過器、水温計などの道具を届けた。生徒たちは、手分けして、届いた道具を1階ホールに運び込み、男子生徒が2人1組みとなって、水20L入の重いポリタンクを懸命に持ち上げて、水槽の中に入れた。


ito4.jpg 平野井さんは、水槽の中の酸素と水の味(ph)の測り方や、毎日欠かさずフン取りを行い、餌はフンを取ってから行うことなど、イトウの飼育の仕方を生徒たちに丁寧に教えた。「イトウは貴重な魚だけれど、君たちが一生懸命育てることに協力したい。失敗しても、過去にイトウを飼育したなと思ってもらいたい。誰でも失敗はあるが、やってみなければ、実践してみなければ成功はしない」と話し、生徒たちは熱心に耳を傾けていた。


 今回の授業で、水槽やろ過器などの設置が行われ、次回の総合学習時に、イトウが届けられることになっている。


 授業を受けた川崎友希衣ちゃん(10)は、「昔、金魚を飼っていたので、イトウを飼育出来ることになって嬉しい。酸素や水温を計るのも楽しい」、高田琳くん(10)は、「死んでしまったら嫌だったので、最初は、イトウを飼育することに反対だった。でも、平野井先生の話を聞いて、安心して育てられそう。イトウが来るのは楽しみ」と笑顔で話していた。


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