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総務省・長座長にインタビュー!病院沈没で小樽崩壊か 小樽テレビ (2007/09/24)

osa2.jpg 小樽市など赤字公立病院の再生のためのガイドライン策定論議を行っている総務省の「公立病院改革懇談会」(長隆座長)の第3回会合が、9月21日(金)13:30から開かれた。長隆座長は、その夜に北海道入りし、22日(土)に苫小牧で開かれた、夕張医療センター・村上智彦医師との講演会に臨んだ。


 本社では、小樽病院問題の重要性と今後の方向性を探るため、来道した長隆座長に、22日(土)11:30から13:30まで、ホテルニドムで2時間にわたる単独インタビューに応じて頂いた。


 長隆座長は、懇談会は、10月と11月のあと2回行うことになり、答申は、11月にずれ込み、11月中旬を目途に最終的なガイドラインを策定することを明らかにした。


osa1.jpg 「小樽市の赤字隠しを認めたら他の自治体にも、全部認めなければならなくなる。総務省は、この状態で小樽の起債を認めることはありえない、早期財政健全化措置で、イエローカードは間違いない。レッドカードで第2の夕張の可能性もある。公立病院の過大な投資傾向は、望ましくない。今後は、豪華病院は認めない。不採算部門に繰入しても、なお、経常黒字が達成出来なければ、アウトというのが一致した意見。数値目標では、協会病院のあるところは、協会病院と比較して、3年以内に黒字に出来ないものは、早期健全化へ。税金投入なしで500床を分母にして47.3%の人件費比率、医業収支比率は98%でなければならないというのが、ひとつの基準となる。退職給付引当金を積み立ててなく、払えない場合は、夕張市と同じように、今退職する人には支払うが、今後は退職金を支払わないと宣言すべきだ。


 退職給付引当金を積み立ててない会計はダメで、約100億円の手当ての必要があるのではないか。小樽の累積赤字43億円を、今年度と来年度の最大2年以内に返済出来なければ、早期健全化基準の適用(イエローカード)がある。


 小樽市の進める地方公営企業法の全部適用は、ほとんど無理である。不良債務を5年間で減らすのは、全くありえない。不良債務を2年以内に解消出来るなら良い。地方財政健全化法の財政再生基準以上のレッドカードとなり、再生団体になる可能性が高い。これからは、豪華病院には、厳しく出る。豪華病院を造って破綻した自治体病院が数多くある。高知医療センターの例を見れば、明らかだ。減価償却を医者に負担させるような豪華病院は必要ない。起債は認められないが、例え譲っても、民間並みの一床1,500万円程度の建設費でなければ、どこも認められないだろう。小樽の新病院は、156億円というが、これなら半分の80億円で出来る。小樽の病院会計では、ストック比率(将来負担比率)の退職給付引当金を積んでいなければならないのに、小樽市は引当金を積んでいない。これでは、100億円近い退職引当金のストックが出る。病院経営では、税金投入なしで黒字にしてみなさいということだ。


osa3.jpg 小樽では、市民の声と行政との温度差が大きすぎる。このままでは、小樽は潰れてしまう。小樽は、不良債務がある限りダメで、健全化基準で不良債務があれば、起債が出来ない、少なくとも10%未満にならない限り、全く認められない。効率経営をしても、医業収入で支弁出来ない時は、小樽病院会計の流動負債43億円の10%以内にならなければ、起債は認められない。


 これまで小樽が、不良債務をごまかしていたから、起債協議に応じていた。まさかインチキをしているとは思わないから、形式的に対応していた。自ら不良債務をクリアしない限り、起債は出来ない」 と、詳細に小樽病院問題の行方を語ってくれた。


 長隆氏とのインタビューの一部を動画で紹介する。


 「あらかじめ、予算で赤字補填を計上するという(公立病院)経営は、認められないことになったということです。当たり前でしょう。最初から赤字だというなら、その内容は明確でなければならない。だから、これは不採算だと。まあ救急をやっているから不採算だという説もあるけど、じゃ協会病院は救急をやっていないんですねということになる。やっているんでしょ。それに補助金を出しているんですか、いないんですか。だから、経営努力をしているところと比較すれば、予算の段階から小樽市立病院が、(一般会計から)病院会計に投入するのは理由がないのではないかということになる。計上するのはご自由だが、早期健全化基準、場合によると、再生基準でいきなり夕張になる蓋然性が高いということになるということになった。書いてもいいですよ。まあ、私が座長である限り、そういう厳しい姿勢で臨む。そうしないと国もやってられないでしょ」(動画1) アクセスに多少時間が必要になります


osa.jpg 「やっぱりラストチャンスじゃないですか。だから、建設ありきで起債を求めても起債はまず認められないと、私は考えている。今、言ったように、今の基準で言っても、不良債務比率が、収入が100億円だとすると、30何%から40%になっているんだから、10%を超えると起債許可にならないと書いてあるんですからね。現在の基準でも起債許可が得られない、同意が得られないのに、何故起債の可能性があるというのか。これはもう犯罪的だということ。巨額の不良債務があるのであれば、それを解消してから、それから起債申請しなさい。起債が出るかも知れないと言っているのは、5~6年先のことを言ってるのでしょう。そういう理解をしています。全く出ないということはない。5~6年先に、改めて申請した方が良いのいではないか。北海道庁が起債を同意したなんて全く信じられません。これは、期待感を持って言っている人の話ではないかと思いますけどね。だから、すみやかに、総務省の起債の担当者のところに直接市長が相談に行ってしかるべきだ。その内容を市民に公開したら良い。今のあなた方の5年計画というものを高く評価していると総務省が言うかどうか、自ら確認すべきだと思う。まあそういうことです」(動画2) アクセスに多少時間が必要になります


 今回のインタビューは、総務省の座長としての立場から応じて頂いたもので、その発言には、総務省に大きな影響を及ぼす力が込められている。小樽の最重要課題となっている病院問題で、山田勝麿市長は、起債許可を得られぬまま、約6,000万円で基本設計を発注しており、起債許可を待っている状態としているが、それらの発言の責任を問われることになる日も近い。


 病院事業会計の累積赤字44億円をつくった新谷昌明前市長が悪いのか。その44億円を隠し続けた山田現市長が悪いのか。唯々諾々と歴代市長の言いなりになって追認してきた市議会が悪いのか。山田市長を3選させた市民が悪いのか。小樽の病院問題を軸に、小樽市は、崩壊への道を早めているようだ。こんな小樽に誰がした?

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