都通りアートストリート表彰式!

artstreet.jpg 小樽都通り商店街で行われていた「第1回アートストリート in 都通り2007」(9/17~24)の最終日24日(月・祝)13:00から、似顔絵・垂れ幕・フォトコンテストの表彰式が、ふれあいプラザ前で行われた。



 大人も子供も誰でも参加出来るこのアートイベントは、コンテスト作品の展示のほか、商店街テナント店のショーウインドウに絵画を飾ったり、空き店舗をアート会場に変えたりと、都通りをアートでいっぱいにする初めての企画。
 コンテストには、3千円から5万円までの賞金が用意された。都通りのイベントを撮影して応募するフォトコンテストには、大賞に5千円、都通り賞に1千円。みんなが知ってる人の絵を描くだけの似顔絵コンテストには、金賞1万円、銀賞5千円、銅賞3千円。小樽自慢や未来の小樽をテーマに都通りの垂れ幕をデザインするコンテストには、大賞5万円。
 フォトコンテストでは、都通り収穫祭のイベントの様子を撮影した、新光町在住の瀬法司貞男さん(76)の作品が選ばれた。「大賞に選ばれたと聞いて、不思議と思った。趣味が元気のもとですので、今後は、地方を写してみたい」と抱負を語った。
 似顔絵コンテストでは、淡いパステルでSMAPの木村拓哉さんを描いた、信香町在住の山下美鶴穂さん(42)が選ばれた。「もとの写真が綺麗だったので、描きたいなと思った」と、賞状と賞金を受け取っていた。
 垂れ幕コンテストでは、色内在住の笹原馨さん(39)の作品が選ばれた。自宅から見えるという小樽港と、石造りの建物、SL列車などを鮮やかな色使いで描き込んだ一枚が大賞となった。「小樽は芸術の街で、770万人の観光客が来られる。このイベントが、小樽のアートの登竜門として育ち、観光都市小樽のアートが全国に知られるようになってもらいたい」。
 実行委員会では、「第1回のイベントで、応募作品数は多くはなかったが、非常に良い作品が集まった。今後も開催していきたい。来年に向けて、ぜひ、今からでも作品を制作してもらいたい」としている。大賞に選ばれた垂れ幕は、来春に本物の垂れ幕となり、都通り商店街に飾られる予定。今後、メッセージなどを書き込む作業に入ることになるとしている。