財務局の「しりべし経済レポート」!ようやく上向き傾向!


 財務省北海道財務局小樽出張所(港町5)は、8月6日(月)、「しりべし経済レポートVol.44」(平成19年8月発行)を発表した。
 後志管内経済概要は、「一部に動意がみられるものの足踏み状態となっている」としている。
 消費・観光では、総体で前年を下回ったとしているが、観光で、小樽を訪れる国内ツアー客は減少しているものの、東アジアからの海外客は順調に推移している。
 住宅建設では、分譲住宅が落込んだものの、高齢者向け共同賃貸住宅の着工により、総体では前年を上回った。
 生産では、生産動向をみると、引続き厳しい状況が続いているとしており、漁業では、水揚量、水揚金額ともに前年を上回ったとしている。
 雇用動向では、有効求人倍率は前年同期を僅かながら上回ったとしている。
 景気の悪い後志経済にもようやく上回る気配を感じさせるものとなっている。
 管内経済概要
 財務省北海道財務局小樽出張所