小樽市 3年続きの繰上充用!12億3千万円の赤字処理! (2007/05/21)

 4月の市長選・市議選後初の小樽市議会第1回臨時会が、5月24日(木)に開会される。小樽市(山田勝麿市長)は、この臨時会に提出する予算議案3件や人事案件3件、専決処分報告などについて、21日(月)15:30から、総務・財政部長らが記者会見し、その概要を説明した。


 24日(木)から開会される第1回臨時会は、選挙後初の議会であり、議席指定や議長・副議長、各常任委員長など議会運営の役職を決める、いわゆる“院の構成”を行うためのもの。


 しかし、一般会計で累積赤字を出し続ける小樽市は、本臨時会に、2006(平成18)年度の一般会計決算見込で出る12億3,000万円の累積赤字を、2007(平成19)年度の予算から繰上充用する赤字処理の辻褄合わせを行うための一般会計補正予算案を提出する。


 この一般会計でのカラ財源による繰上充用は、赤字を出した2004(平成16)年度12億1,700万円、2005(平成17)年度14億5,000万円と2年続きで行われており、今年度の12億3,000万円の累積赤字を加えると、3年連続となった。


 2006(平成18)年度末の12億3,000万円の累積赤字額でも、地方財政法の規定による赤字限度額11億円を上回っており、以前として小樽市の財政は破綻状況にあることを示している。


 また、本臨時会には、国民健康保険特別会計の累積赤字17億6,800万円の処理で、国と道から不適切と指摘された一般会計と国保特別会計との間で行っていた赤字隠しを、表に出して処理するための繰上充用も行われている。


 また、赤字隠しを行っていた病院企業会計の年度末の不足額は、44億9,600万円に上っており、この会計処理にも追われている。


 逆さにしても1円たりとも入っていない市の財布に、繰上充用というマジックを使って、財布が溢れていることにしての数字いじりの、綱渡りの会計処理に終始している。これまでに表に出した病院会計や今回の国保会計と一般会計の累積赤字を足せば、すでに財政再建団体転落へのデッドラインを超していることになる。


 1,227億円という巨額の借金と累積赤字に喘ぐ市の行政は、これからどこまで行っても、起債(地方債)という借金頼りの体質は、一向に変わらないことになる。国や道が今後の起債許可で、どのような対応を示すかが、注目されることとなった。


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