都通り・サンモール商店街、アーケードに舞う“鯉のぼり”!

都通り商店街
サンモール一番街

 市内商店街アーケード天井のガラス越しに、春の日差しを受けて、赤・黒・青・ピンク色の大きな鯉のぼりが舞い始めた。
 小樽市内中心街でアーケードを持つ都通り商店街とサンモール一番街では、4月5日(木)・6日(金)から、恒例の鯉のぼりを飾り始めた。色鮮やかな鯉のぼりが、買物客の頭上をゆらゆらと舞い踊り、客の注意を引きつけている。
 都通り商店街では、「眠っている鯉のぼりを飾っては?」との提案で、約15年前から始めた。この際に、新潟の鯉のぼり製造工場から100本以上が寄贈され、約300mのアーケード街に60本以上の鯉のぼりを毎年飾っている。
 これまでは、商店主たちが3~4mの鯉のぼりを上から下に吊るすだけだったが、「一時は10ヵ所ほどあった空き店舗が、現在は2ヶ所までと少なくなり、活性化してきているので、さらなるイメージアップに」と、今年は5日(木)から、6mある大きな鯉のぼりを横に伸ばして飾っている。
 商店主の中には、「ウィングベイ小樽では3F、4Fが空洞化しているようだが、中心商店街では、テナントが埋まって、商店街も活性化してきた」とニッコリ、鯉のぼりを見上げていた。
 一方、サンモール一番街商店街では、6日(金)午前から、クレーン車を使って、約180mのアーケードの天井に、次々と、赤・青・ピンクなどの色鮮やかな鯉のぼり約70本を飾り始めた。
 サンモール一番街は、10年前に都通りから鯉のぼりの寄贈を受けて始めた。「丸井が撤退してしまったが、少しでもお客さんに買い物を楽しんでもらいたい」と毎年続けている。
 2商店街のアーケードに泳ぐ鯉のぼりは5月5日(土)まで飾り、客足の増加に繋げたいと意気込んでいる。