街中に広がる幻想的な世界!小樽雪あかりの路開幕! 

yukiakari2.jpg ロウソクのやさしいあかりが、2月9日(金)17:00から、小樽市内各所で一斉にゆらゆらと灯り始め、「第9回小樽雪あかりの路」が開幕。



 9回目を迎える小樽雪あかりの路は、昨年は50万人の来場者を数えるなど、小樽の冬の一大イベントにまで成長し、年々盛大になっている。
 今年も市民や韓国人ボランティアなどの協力で、雪不足にも負けず、例年とはまた違う工夫を凝らし、雪あかりの路の手作り感がさらに増している。
 9日(金)17:00、オープニングセレモニーが、小樽運河会場の浅草橋街園で行われた。多くの市民や観光客、関係者が取り囲む中、小樽観光協会の佐藤公亮会長が、「今日から18日(日)までの10日間、多くの人に楽しんでもらいたい。全国各地からのボランティアと一緒に力を合わせていきます。雪あかりの路の幻想的な世界を楽しんでもらいたい」と挨拶した。
 来賓の山田勝麿市長は、「今年は雪が少なく、関係者やボランティアの皆さんにご苦労をおかけしますが、市民や観光客の方々に小樽雪あかりの路の感動を与えて下さい」と呼びかけ、ロウソクに火を灯し、イベントの幕が上がった。
 ゴスペルの美しいハーモニーとともに、来場者たちは一斉に雪あかりの路を歩き始めた。ハートのオブジェや小さな雪だるまに「かわいい」、「きれい」などの歓声が飛び交った。携帯電話やデジタルカメラで記念撮影するカップルや家族で賑わいを見せた。
 家族3人で来ていた色内在住の平井加奈子さん(38)は、「毎年、雪あかりの路に来ているが、この手作りの感じが気に入っている。今年は、雪が少ないが、色々な工夫がされていて、すごくきれいで感動しました」と、運河散策路に向かった。
 「第9回小樽雪あかりの路」の9日(金)から18日(日)までの10日間は、小樽運河・旧手宮線会場をメインに、市内の商店街や町内会、天狗山などでも「あかりの路」が用意されており、運河から天狗山まで小樽の街中がロウソクのやわらかい灯火に包まれ、真冬に幻想的な世界が広がる。