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新病院建設は現在地に !? 小樽市議会自民党が大チョンボ! 小樽テレビ (2006/12/22)

council20.jpg 12月22日(金)13:00から開かれた小樽市議会第4回定例会の最終日に、新市立病院の建設を現在地に求める陳情2件に自民党議員団が賛成に回り、陳情が採択されるという、これまでとは全く逆の結果となった。この大チョンボに市議会は大揺れとなったが、そのまま閉会した。


 第4回定例会では、築港での新市立病院の統合・新築をめぐり、度重なる規模・機能の縮小案、突如出てきた基本設計委託料8,505万円などで、市議会の論議の行方に注目が集まっていた。


 また、築港地区か現在地かをめぐり、9月議会で不採択とされた現在地での建設を求める陳情2件が再び提出された。前回の結果から今回も不採択と見られていたが、市議会自民党議員団が賛成・反対を取り違えるという大チョンボで、現在地での建設の陳情が採択されるという“珍事”が発生した。


 市議会の本会議最終日は、各委員会の委員長報告を受け、議案、請願・陳情などを採決する議会の最終意思を示す重要な機会。にも拘らず、出席した自民党議員が賛成・反対の判断も出来ず、自らの意思を示せないという小学生以前の行動に他の与党会派からも「お粗末」、「とんでもない」、「早く辞めてもらいたい」、「情けない」と批判の声が飛び交った。


 最終日となった22日(金)の本会議は、新病院に関する基本設計委託料8,505万円の病院会計補正予算と、築港駅周辺地区等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案と、現在地に建設を求める陳情2件については、無記名投票による採決となった。


 このうち、議案27号の新病院基本設計委託料8,505万円の補正予算は、賛成23・反対6で可決。築港駅周辺地区等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案については、賛成22・反対6で可決。


 陳情2232号「周辺の土地も利用した現在地での市立病院の統合・再建方について」と陳情2233号「現在地での新小樽病院の建設方等について」は、賛成15・反対14で採択され、築港地区での建設でなく、現在地での建設を認めることになった。


 賛成15票は、共産党の5票と平成会の2票と1人欠席の自民党の8票、反対14票は公明党の5票と民主市民連合の4票と平成会3票と自民党の2票と見られる。賛成・反対の判断の付かぬ自民党市議のお粗末な無記名投票行動が、とんでもないハプニングを引き起こした。思わぬ結果となり、本会議場は一瞬その意味をめぐり沈黙となったが、与党席はどよめき慌てふためき、議場を行き来する議員の姿が見られたが、本会議はそのまま進められ12月議会が閉会した。


 本会議の最終意思は、あくまで採決の結果であり、市議会と市は、この結果に縛られることになる。自民党市議の議員の質を問われる事態となっており、議場でも「ガサイな!」と大きなヤジが飛んでいた。


 議会を終えても落ち着かない各会派の議員は、「公明党は間違いなく不採択とした。議員の資質があまりにも低かった。4ヶ月早く辞めてもらいたい。とんでもない。理解出来ないことだ」(公明党・佐藤利幸議員)


 「会派に引っ張られることなく、議員が自分の意思を出せる無記名投票で、この採択の結果が出たことは事実。自民党はあまりにもお粗末過ぎて話にならない」(平成会・上野正之議員)


 「民主党は間違いなく不採択にした。予算と地区計画は決まってしまったが、この陳情の採択は重いですよ」(民主市民連合・山口保議員)


 「投票のあと、与党がうろたえて、休憩して議長と話したいと言われたが、本会議で議決されたことを2度採決するなんて出来ない。市長は、議会の決定で築港に決めたといつも言ってるので、今回の議会の決定にも従ってもらう。自分たちに都合の良い結果には言うことを聞いて、不都合なものには言うことを聞かないというのはとんでもない話」(共産党・北野義紀議員)


 一方、これまでの立場を一転して陳情を採択した自民党は、「我々は討論の通り不採択だが、誤解や勘違いというお粗末で、採択という現実が残っただけ。情けない話だ」(自民党・松本光世議員)と、自らのお粗末ぶりに肩を落としていた。


 山田市長は、「間違いで採択されたんでしょ。予算は決まっている。不採択の討論をしているのに採択になるなんて間違いだから気にしていない。予算は議決されたので、現在地では考えません。築港で進めていきます」と、議会の決定にも関わらず、あくまで築港地区での建設を遂行する構えだ。


 陳情を提出した住みよい小樽・ネットワークの東完治会長は、「私の力は足りなかったが、2,000近くも集まった。しかし、まだまだ訴える力がないということで諦めていたが、採択されたという結果を聞いて、なんとか明るい未来が見えるのではないかと思っている」と話していた。


 この与党自ら招いた結果で、小樽市議会は現在地周辺での建設にも賛成したことになった。イエスだらけの市議会で、不採択にする陳情もイエスと書いてしまった珍事は、関係者からは「恥ずかしくて間違ったなんて言えないよな」と呆れた声が多かった。

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