若き命悼む白菊の花!小樽商大・緑丘戦没者慰霊祭! (2006/08/15)

ireisai2.jpg 大学構内の白樺林に、白亜の緑丘戦没者記念塔を持つ、国立大学法人小樽商科大学(緑3)で、61回目の終戦記念日を迎えた8月15日(火)11:59から、347名の戦死者を悼む「緑丘戦没者慰霊祭」が開かれた。


 慰霊祭は、当時戦場へかり出され、若くして戦争の犠牲となった多くの学生、教職員、卒業生たちを偲ぶため毎年8月15日に挙行し、今年で38回目となった。同記念塔は、1969(昭和44)年に建てられ、般若心経一巻と緑丘戦没者321柱の銘が刻まれ、8月15日に除幕式が挙行された。その後明らかになった戦死者が追加され、現在は、347名の御霊が眠っている。


 港を望む同校キャンパスの一隅の白樺林に囲まれた同記念塔前には、全国各地から学友や家族ら約120名が集まった。若くして亡くなった友や教職員の霊を慰め、平和への誓いを新たに、正午のサイレンとともに、参列者全員で黙祷した。


 秋山義昭学長は 「もはや戦後61年を過ぎ、悲惨な戦争の記憶もともすれば希薄になりつつあることは事実でありましょうが、いかに年月を経ようとも、我々は、多くの生命が無益な殺戮のために失われた出来事を風化させることなく、戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう決意を新たにしなければなりません。この記念塔とこれに象徴される永遠の平和への願いは、いつまでも不変であります。これからも、この記念塔を本学の貴重な資産として守り抜き、責任を持って次世代に受け継いでまいりたいと考えております」と挨拶した。


ireisai1.jpg この後、120名の参列者の献花が行われ、同大グリークラブと参列者全員で校歌斉唱し、海を見下ろす学内に、追悼の歌声が静かに流れていった。


 昭和19年卒業の倉内清さん(81)さんは 「5、6年前から毎年、我々の代表で死んでいった友を偲んで参列している。一緒に勉強したり話したりしていたから深い感慨があります」 と友人を偲んでいた。


 浅原健蔵・緑丘会小樽支部副支部長は 「遺族の方が年々減っている。でも、同期の方で80歳を過ぎている人も参列している。これからも平和を願って慰霊祭を続けていくしかない」 と白い慰霊塔を見上げていた。


 塔内部に刻まれている347名の学生・教職員・卒業生の若き命は、参列者の手で白い菊の花で包まれた。

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