運河プラザ前、大時計の故障!所有者不明で対応に後手! (2006/07/20)
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7月19日(水)撮影
7月20日(木)撮影


tokei3.jpg  小樽運河プラザ(色内2)前に設置されていた大時計が、5月頃から故障し、6月からは「故障中」の張り紙がされ、観光名所にぶざまな姿をさらしていたが、「おたる潮まつり」が近づき、ようやく7月20日(木)になって、時計搭から大時計部分が撤去された。


 運河プラザ前にある時計搭は、高さ4.75m、時計部分は直径70cm、幅28cm。設置当時200万円相当のもので、ソーラー型となっている。バブル崩壊とともに経営破綻した、旧北海道拓殖銀行(たくぎん)小樽支店が90周年記念として、「市民への貢献を形にしようと、運河付近に市民や観光客にも利用されるように時計搭を」と、1991(平成3)年に小樽市に寄贈した。


 設置された場所は、かつては市道部分だったが、1994(平成6)に道道に昇格したため、道の管理下に入った。この時に、この時計搭の所在についてのデータが、市から道に送られなかった。このため、この時計搭は、市と道のどちらからも忘れられた存在となりながら、小樽観光名所の運河プラザ前で、時を刻み続けてきた。


 大時計にべったりと張られた“故障中”では、観光都市の小樽が泣こうというもの。7月19日(水)に、関係機関に取材を行ったところ、忘れられた時計塔の故障修理をどこが行うかも分からぬ状態が判明し、2ヶ月も放置されたままにしていたお粗末な実態が浮かび上がった。


 道道を管理する小樽土木現業所では、小樽市に問い合わせたところ「市に寄贈されたのならば、台帳に残っているはずだが、データがないので、小樽市に寄贈されたものではないのではないだろうか」との答えだった。


 小樽土木現業所・高橋哲夫課長は「修理するにしても取り壊すにしてもお金がかかるが、お金がないからそのままにするというわけにはいかない。たくぎんが誰に寄贈したのか分からないため、現在、持ち主を探している。寄贈された当時は市道だったが、今は道道となり、北海道が管理しているので早めに結論を出したい」と話していた。


tokei4.jpg 7月20日(木)13:30頃、同現業所は 「潮まつりも始まるため、故障中と張ってあったままだとみっともない」と業者に委託し、故障した時計部分の取り外しを行った。この後、市は 「管理台帳には、この時計搭のデータは無かったが、寄付の台帳には残っていた」と、所有者が小樽市であることをようやく確認した。


 2ヶ月近くも故障中だった大時計は、本社の取材とともに、たった一日で迅速に取り外され、修理か撤去かの方針が検討されることになった。「所有者が分からず、モタついていたが、市の方で修理や撤去などについて検討してもらうことになった。早い時点で分かれば良かったのですがね」(小樽土現)と話している。


 市は 「塔の部分が腐食しているので、取り外し撤去するか、修理をして再び利用するか、検討中」(建設部庶務課)としている。


 約15年にわたって小樽の時を刻み続けた大時計も、バブル破綻で消えた寄贈者の運命と同じく、小樽の観光名所から消え去ることになるのだろうか。

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