小樽公園の動物77匹が命拾い!救世主現れ小樽で余生! (2006/07/17)

kodomo2.jpg 小樽公園(花園5)の子供動物園で飼われていたフラミンゴやヤギ・ウサギなど77匹の動物が、小樽市の方針で兵庫県の牧場に移送されることになっていたが、輸送寸前になり、小樽で飼育を継続したいという救世主が現れ、このほど動物の輸送は中止されることになった。このため市民に親しまれた77匹の動物たちは、住み慣れた小樽で余生を送ることとなった。


 7月11日(火)には子供たちとのお別れセレモニーも終了し、あとは輸送を待つばかりとなっていた動物たちに、「市民からの引き取りの申し出を受け入れた小樽市が動物の移送は中止した」という思わぬ朗報が14日(金)に届いた。


 手放されることになっていた動物たちの救世主となったのは、市内で動物保護に力を尽くしている「We Love Animals」(堀内奎井子代表)で、「動物たちを住み慣れた小樽で飼育し、最後まで見届けたい」と、市に引き取りを申請したところ、14日(金)に市からOKの確認が取れた。


 子供動物園で飼育されていた動物たちは推定年齢で、フラミンゴ1匹30歳・クジャク1羽30歳・トビ1羽30歳などと高齢となっていた。7月11日(火)に同園で行われた動物のお別れセレモニーの報道を見た市民から、「動物たちは高齢だが、 兵庫県は暑いけれど大丈夫なのだろうか」と、堀内代表に連絡が入った。


kodomo1.jpg この連絡を受けた堀内代表は、移送先のエデン牧場や市役所、道内の円山・旭山動物園などに問い合わせた。動物の輸送は、長時間かけフェリーやトラックで行われる。フラミンゴは座らせて運んでいくことになるが、高齢のため長い時間座らせると再び立てなくなる恐れがあり、長時間の輸送は難しいとの回答があった。


 このため、堀内代表は施設の整備や飼育にお金はかかるが、それは二の次にして、まず引き取ることを決意した。幸い市内に飼育用の土地も確保でき、高齢の動物たちの飼育を小樽で継続することにした。


 施設の維持や飼育の継続では多額の費用がかかるため、小学生から大人までの協力会員を募ることになった。「みんなの協力で動物たちを守っていきたい。子供たちも、自分のお小遣いからお金を出したという気持ちになって、ボランティアの気持ちを分かってもらいたい」と、小学生100円・中高生500円・大学生1,000円・一般3,000円・法人5,000円での寄付を求めている。問合せ:090-6260-5010 堀内代表。


 山田勝麿市長は、「地元小樽で飼ってくれる人がいて良かったです。大事に育ててもらいたいと思っています。子供動物園の施設で、使えるものがあれば使ってもらえるように検討したいと思います」と語った。


 小樽市の財政難で小樽公園にある「こどもの国」の観覧車などの遊具施設や動物園の撤去により、人手と費用のかからぬ整備計画を推進している市の施策で、その運命が左右されていた動物たちが、市民ボランティアの手で再び小樽に安住の地を見い出すことが出来たのは、同計画のズサンさを一部露呈することにもなった。


 関係者からは、「わざわざお金をかけてこどもの国を取り壊さなくてもいいのに。もともとある小さな施設で、安心して遊べる遊園地が小樽には必要という市民からの声も多い」との指摘もされており、超緊縮財政のツケを市民や動物に押し付ける施策に、市民からの反発も強くなっている。


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