小樽駅前にツインタワービル!市民プール存続は困難に!


kensetsu2.jpg 小樽市議会(中畑恒雄議長)は、5月8日(月)13:00から建設常任委員会を開会した。懸案となっている駅前第3ビルの進捗状況、小樽築港の再開発地区計画や耐震偽装で揺れる小樽ベイサイドシティ7・8の問題について、質疑を行った。
 13:00から始まった建設常任委員会(佐藤利幸委員長)には、嶋田和男建設部長をはじめ建設部幹部が並び、各会派委員からの質疑を受けた。
 この中で、小樽の一等地のJR小樽駅前交差点の角地に建つ駅前第3ビルを取り壊し、市街地再開発での新ビル建設と市民プールの存続についての概要が明らかになった。
 廃業した小樽国際ホテルが抜け幽霊ビルとなっていた同ビルを取り壊し、新ビルにホテル・分譲マンション・商業施設・駐車場を持つ複合商業ビルの建設では、18階建と14階建のツインタワービルが並ぶ計画が明らかになった。
 新ビルは、ホテル5,400平米、商業施設4,500平米、分譲マンション14,500平米、駐車場3,100平米の計27,500平米の面積を持つ。高さ約54mに及ぶ巨大ビルを、総額約60億円をかけて建設することにしている。
 現在、第3ビル内にある市民プールの存続については4つの計画案が提示されたが 「いずれの案でも、事業収支の面からプールの存続は困難であることを確認した」と建設部は説明した。
  しかし、自民・共産などの与野党各会派からも市民プールの存続要請の発言があり、建設部では 「引き続き検討し、6月市議会で新ビルのプラン・用途・事業費・工期と市民プールの存続についても明確にする」と答弁した。

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