「小樽を考えよう」!稲穂小の「いきいきマイタウン」!


 小樽市稲穂小学校の5年生54人が、総合的な学習の時間(みのりタイム)で作成した「いきいきマイタウン」を、4月26日(水)、山田勝麿小樽市長に手渡した。
 「小樽を考えよう」というテーマのもと、カラフルなイラストを交えて54枚のペーパーにまとめられている。 小樽の観光、環境美化、商店街振興などの課題についてまとめられており、子供達は 「ぜひ、小樽の街づくり参考にしてもらいたい」としている。
 みのりタイムの時間で、1年生の時は、周辺地域や友達の家など身近なものを調べた。2年では、商店街などの店、3年生では、自分の興味のあるもの、4年生では、歴史的な建造物を取材した。
 「資料だけではなく、自分達で人の声を聞いたことで、人との話し方や応え方などのマナーの勉強になっただろう。いい経験となり、次世代の小樽のプラスになっていくのではないだろうか」(同校)と話している。
inahosho2.jpg 「いきいきマイタウン」の中には、“商店街をにぎわせよう!”というタイトルで 「商店街に、あきのお店がよくあります。そんなふうにあきのお店がふえたら、もちろん商店街に人が入らなくなります。なので、あきのお店に商店街には、ないようなお店があればもっと人が入るようになるはずです!」という意見。
 “公園で人口ふやそう!”というタイトルで 「自分が飼っている動物を遊ばせるスペース」やメインとして「動物コーナー」を設け、犬やうさぎを置いて、入場料50円とるなどのユニークな発想もある。
 26日(水)10:20、稲穂小55年生の子供達は、同校を訪れた山田市長に 「一生懸命作りましたので、よりよい小樽を作って下さい」と手渡した。山田市長は 「小樽の街づくりの参考にしたいと思います」と受 け取った。
 小樽市では、丸井今井の撤退など中心商店街の空洞化が目立っており、子供の知恵を借りての活性化策が実るか、市長の手腕が子供からも問われるところとなった。

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