小樽稲穂小のリングプルタブ車椅子 商店街に寄贈!


ring.jpg 小樽市立稲穂小学校(富岡1・原民明校長)の生徒たちが、7年に渉って収集したリングプルタブと交換した車椅子を、3月6日(月)8:40から同校体育館で行われた贈呈式で、小樽都通り商店街に寄贈した。
 1999(平成11)年度に児童会に当選した立候補者の公約が、「リングプルタブを車椅子と交換するために、全校で取り組む」ことだった。児童会では、この公約を受け実行に移した。車椅子と交換するには、約600kgのリングプルタブが必要で、歴代の児童会に受け継がれてきた。
 昨年12月に、目標の重量に達し、「リングプル再生ネットワーク」から車椅子が、同校に送付された。開校110周年の記念の年に念願の車椅子と交換出来て、全校生徒で大喜びしたという。
 都通り商店街に設置されているふれあいプラザで、車椅子を必要としていると連絡があり、児童会では、広く小樽市民に活用してもらおうと、6日(月)の贈呈式で寄贈した。
 贈呈式は、同校体育館で行われ、児童会から都通り商店街の村田達哉理事長に手渡された。
 児童会の会長・町野リリアーナ優香ちゃん6年生は、「私たちの代で夢が叶ってうれしい。ラッキーです。2年前は、私のお姉ちゃんも活動していたけど、達成出来なかったから、がんばって良かったなと思った。ありがとうって言われ、人の役に立ったからうれしい」と、ニッコリ笑って喜んでいた。
 島田遼くん・赤坂勇輔くん・松本侑子ちゃん6年生、石川詩織ちゃん・渡辺祐輔くん5年生、三條翔子ちゃん4年生は 「私たちがこの学校に入学する前から集めていて、私たちの代で目標に達することが出来て本当にれしい」と感動していた。原校長は、「2台目に挑戦して、これからもずっと続けていってほしい」と話した。