ビジネスクラスに乗った、小樽・新倉屋の菓子! (2006/01/18)

amochi1.jpg 小樽花銀通りにあり、今年で創業110年を迎え「花園だんご」で知られる、菓子匠・新倉屋(花園1・新倉吉晴取締役社長)の菓子「あかり餅」が、全日空(ANA)の国際線のビジネスクラスに初めて乗った。2005年12月から2006年2月末まで、3ヶ月間の季節限定の機内菓子として採用され、外国の空を小樽の菓子「あかり餅」が舞っている。


 「あかり餅」は、やわらかい小判型の餅の中に、新倉屋が厳選した粒あんが入るあんこ餅。ほどよい甘さとやわらかさで、表面には、サラダ油を塗ってほんのり焦がしてあり、小樽のガス灯の焼印を押してある。防腐剤を使用していないため、冬場で1週間しか日持ちしないという。


 新倉屋は、1895(明治28)年に、米や味噌・醤油等を扱う食料品雑貨商の「丸サ大阪屋」として、小樽色内妙見川畔に創業した。しかし、1904(明治37)年に火災に襲われ、現在の花園町に移転した。それから、大正年間では駄菓子を扱い、1936(昭和11)年頃に「花園だんご」を製造販売。1945(昭和20)年に新倉屋に改称した。「花園だんご」が、全国菓子観光大博覧会で最高賞を受賞するなど、地元客はもちろん、全国にも知れわたり、小樽名物となった。


amochi2.jpg 2005(平成17)年の夏頃に、「花園だんご」が、豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」やJR北海道などでも採用された。今回の全日空での企画も、同時期に話しがあり、新倉社長も「これで陸と海と空と3つ揃ったね」と喜んでいた。


 12月1日からスタートした、空飛ぶお餅は、12月分として約5,000個がビジネスクラスに乗った。全日空では、3ヶ月で約2万個を予定としている。新倉屋の店員の稲船玲子さんは、「国際線の中距離、香港や台湾行きなどに採用されている。少しでもお客さんの目に留まればいいな」と話している。


 小樽ブランドがアジア各地に広がる中で、国際線のビジネスクラスに乗った「あかり餅」は、暗い話の多い小樽に、ささやかな“あかり”を灯している。1個105円。


 新倉屋HP

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