雪崩の恐れ!「小樽市手宮洞窟保存館」臨時休館!


 手宮公園脇の道道小樽海岸公園線の歩道が、手宮公園の斜面から歩道上に雪崩の恐れがあるとして、9日朝から通行止めとなっている。このため、歩行者は迂回を強いられ、小樽市では、この歩道沿いにある小樽市手宮洞窟保存館(手宮1)を12日(木)と13日(金)の2日間を臨時休館とすることを12日に発表した。
 通行止めとなっている歩道の範囲は手宮公園の斜面、同道の中央バス手宮ターミナル(手宮1)から天然温泉湯の花手宮殿(手宮1)の近くの三菱産業(株)小樽支店までの約900m。現在、この区間は、道による「道路の歩道設置工事」を行っているため、反対側にも歩道を確保することが出来ない状態。3ヵ所に、「雪崩の危険のため通行止」とバリケードを立てている。
 市教委生涯学習課によると、「後志支庁が13日(金)に調査することになっている。14日(土)以降は、再度連絡します」と話している。
 全国各地で記録的な大雪となっている今冬。同道の歩道には、例年、歩道とはいえないくらい雪が積もり、高い雪山となるが、通行止めになったことはないという。交通渋滞、屋根の雪落とし中による事故など、市内には大雪による被害が多発しており、これからも十分な注意が必要だ。

 小樽市手宮洞窟保存館