“丸井さん”時代の終焉!115年目の閉店セール!


marui6.jpg 一世紀にわたり、小樽人に親しまれ“丸井さん”と敬称づけで呼ばれた、市内の老舗百貨店、丸井今井小樽店の閉店が、10月23日(日)と1ヶ月後に迫った。
 同店では、一世紀の営業の幕を下ろす閉店セールを、9月23日(金)から10月23日(日)までの1ヶ月間、開くことにしている。
 「閉店売りつくし」は、9月23日(金)から10月23日(日)まで、本館の全階とアネックス館1階で行われる。9月23日(金)のみ9:00の開店で、9月24日(土)から10月23日(日)までは、10:00から19:00までの営業。
 この「閉店売りつくし」が、10月23日(日)の終了と同時に、“丸井さん”は、小樽での一世紀を超える歴史に幕を下ろす。
marui7.jpg 閉店後には、新たに「小樽営業所」を開設し、外商営業活動を行うことにしている。
 丸井今井小樽店の開店は、親会社の行き詰まりを受け、不採算店として、切り捨てられることになっていた。
 小樽の中心商店街の中核店舗として、そのブランドや売場面積の大きさなどで、大きな位置を占めていただけに、今後の小樽経済にも多大な影響が及ぶことになる。
 同店閉店後の新テナントの誘致や、同ビルの運営、周辺商店街への影響、従業員の雇用問題など、残された課題も多い。
 一世紀にわたった“丸井さん”の終焉は、衰退を続ける小樽経済が、さらなる退潮への象徴的な出来事となっている。

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