アスベスト対策に本腰!市が対策委員会を設置!


asbestos.jpg 小樽市総合体育館のアリーナ観覧席に、3月2日握りこぶし大の破片2個が落下し、調査の結果、4月4日にアスベストのアモサイト12.9%含有が判明。市の施設や学校施設でのアスベストの使用実態が次第に明らかになってきた。
 このため、市は7月22日(金)に庁内に鈴木忠昭助役を長とするアスベスト対策委員会を、各部からの構成で設置した。これにより、市のアスベスト対策に本腰を入れることになった。これは7月25日(月)11:00から行われた定例市長記者会見で、山田勝麿市長が明らかにした。
 アスベストが落下した総合体育館アリーナは、月1回の空気中濃度測定を実施し、飛散状況の監視を行っている。4、5、6月の測定結果はいずれも一般大気と同程度(0.2本/1l未満)となっている。しかし、再度の落下の危険を防ぐため、新たに天井を設け、囲い込みによる飛散対策を約8,000万円をかけて、今冬(今年度中)にも実施することにしている。
 学校施設では、1955(昭和30)年から1980(昭和55)年にかけて建築された小中学校30校につき、アスベストの吹き付けの有無を5月から調査を実施した。この結果、小学校16校、中学校8校で、吹き付け材にアスベストが含有されているとされ、7月9日・10日に分析のサンプル採取を行ったという。結果は今月下旬に判明する予定。
 「総合体育館のアスベスト対策は、市の厳しい財政状況の中で、解体除去は、約2億円の多額の費用がかかるので、約8,000万で新しい天井を作る囲い込みで、早期に再開したい。現在使用しているものは、国がこれまで認めてきたものなのに、安全対策が国でも論議されていない。市が単独に市費で賄うのではなく、国が費用負担してほしい」(山田勝麿市長)と、降って湧いたアスベストの費用負担に頭が痛い様子だ。