憧れのハワイ実習へ!水産高「若竹丸」が出港!


若竹丸

北凰丸

 小樽水産高校(若竹町9)の大型漁業実習船「若竹丸」(666トン)と、「北凰丸」(664トン)の2隻が、10月29日13:30に港町ふ頭で出港壮行式を行い、それぞれ漁業実習航海へと旅立った。

 小樽水産高校(成田安孝校長)は、2年次の海洋漁業課の漁業コースと海洋コースの生徒の乗船実習を、ハワイと沖縄で行う。このための出港壮行式が、港町ふ頭1番岸壁で、29日13:30から行われた。

 ふ頭には、在校生や家族の見送りに来た人で溢れ、「頑張ってこいよ!」「マグロをいっぱい捕ってこいよ!「なんかあったら泳いで帰ってこいよ!」などと、声援のエールが飛び交った。船長は「この実習を終えて、2回りも3回りも大きくなって戻って来たい」と、実習生の成長に期待した。長笛を何度も鳴らしながら、小樽港外に姿を消した。

 ハワイを目指す「若竹丸」は、マグロの漁業実習を行いながらの航海で、実習生24名が乗船し、「北凰丸」には実習生12名が乗り込んだ。「若竹丸」は12月13日、「北凰丸」は11月11日に小樽に帰港する。