2003年度小樽の高額納税者は、49人!


 小樽税務署は、5月16日、2003(平成15)年度分所得税の確定申告書に記載された所得税の額が1,000万円を超える者の氏名、住所及び所得税の額を公示した。
 これによると、市内の2003年度の高額納税者は、49人で、2002年度の51人、2001年度の55人より少なくなっている。今年公示された49人の内、37人が昨年と重複する常連組で、新たにランクされたのは12人となっている。常連組は、医師や会社役員が多い。今回1・2位にランクされた秋野治郎・惇子夫妻は、経営していた調剤薬局「一の秋野」を売却したもので、3位の板谷宮吉氏(板谷商船社長)も不動産を売却しての上位ランク入りで、4位からは常連組がずらっと名を連ねる。 
 公示した小樽税務署(渡邉修所長)は、これまでカタカナでの表示だったが、今年度から漢字表示に変わった。これは、同税務署のコンピュ−ターが、やっと漢字表示に対応出来る体制になったからという。税務署の情報公開は、これまで固い壁に阻まれてきたが、情報公開法によりやっと以前よりオープンになった。
 税務署の行政文書も、誰でも開示請求できる。ちなみに、高額納税者の公示文書は、収入印紙300円で手に入る。