闇に響く別れの汽笛!敦賀航路の最終便


ferry.jpg 9月16日23:30、夜の小樽港に長い汽笛が響き渡った。新日本海フェリー「小樽ー敦賀航路」の最終便「すずらん(17,300トン)」の別れの汽笛だ。小樽ー敦賀を週6往復で結んでいた新日本海フェリーの「すずらん」と「すいせん」の超高速フェリーの2隻が、9月16日で廃止され最終便が出航した。これまでの小樽発着から、苫小牧東港発着へと変更されたため。
 小樽発の最終便となった「すずらん」では、出発までいつも通り大型貨物のトラックの積込作業が続いた。「苫小牧への変更はあくまで一時休止としてとらえているので、特別な行事は行わない」(新日本海フェリー)として、寂しい最終便の船出となった。
 “蛍の光”が流れる中、紙テープが投げられ花火が揚がり、名残り惜しそうに小樽の街を眺めている乗客の姿が見られた。同船は小樽に別れを告げる長い汽笛を鳴らし、小樽港から日本海の夜の闇に消えて行った。
 1970年以来30年以上も、人と物を運び続けた小樽ー敦賀行路の廃止で、年間の貨物取扱高も1/3程度減少することになり、悪いニュースの多い小樽経済へもマイナスの影響を及ぼすことになる。
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